とうとうと

とうとうと過ぎる日々にとうとうついていけない思考を取りまとめる

北京からウランバートルへバスと寝台列車で行きます①

 

ネットで調べるとわんさか出てくるのでそれに基づいて行けました。

 
北京から夜行バスで中国の国境近くのエレンホトへ
エレンホトからバスでモンゴルの国境近くのザミンウードへ
ザミンウードから寝台列車でモンゴル首都のウランバートル
というルート。
 
 
本当は列車で北京→ウランバートルするつもりが、ネットのチケット完売だったので
急遽予定変更です。
 
でも結果、列車よりも安く移動できたので時間が有り余っている私としてはよかったです。
 
 
ホステルで荷物を回収し前門から2回地下鉄を乗り継いで35分ほどの大紅門へ、
降りるとバスターミナルはC出口だという看板が。
出る。
でもそこからが分からない。オフラインの私、地図を確認していなくて詰みます。
近くのおじさんにバスターミナルの文字を見せると
とても大きなモーションで説明してくれました。
この大通りをまっすぐ、そして最初の横断歩道を左だ、そこをストレートだ!
とのこと。
C出口から地上に上がったらそのままの進行方向で大通りを進み、最初の横断歩道を左、
そのまま道なりに進むと左手に見えてきます。
左に曲がると左手に反物屋さんが並んでて、むちゃくちゃ入りたい気持ちでしたが、
調べていたバスの出発時間16時に間に合わなそうなのでスルー。
 
25分は歩いた気がします。
道なりに進むのが長すぎて不安になって、近くのお姉さんに聞いたらわざわざマップで調べてくれて、この道で大丈夫!と教えてくれました。ありがとうございます。
 
人に道きくとたまに間違ってたりもするので、二人以上に聞いて合ってると安心ですね。
 
そして、16時、到着です。
 
荷物のチェックがあってチケットカウンターへ。
17時半と18時の便があるそうです。焦った意味!!と思いつつもちろん早い方を選択。180元。
 
一時間半待ちました。
バス乗り場はチケット売り場の右手から入れたんですが、
係りのおじさんにチケットを見せると「Too early」という一言をいただきました。
売店にシュアンシュアンの息子がくれた美味い干し梅(5元)があったのですが、
残金的に買えず水だけ買いました。
 

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そして、乗り込みます。
バスは横になれるタイプの夜行バス。これはぐっすり眠れるのでとてもありがたいですね。
 

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しかし、出発時の乗客が私含め2人でとても不安になります。
もう一人はモンゴル人のお兄さん。バスを待ってる間日記を書いてたのですが、
「左利きはモンゴルではとてもクールだ」とかをGoogle翻訳で伝えてくれてた。
とても気さく。
 
さてさてバスに乗って10分ほどで表通りのモールに停まります。
 
そこにいたのは人・・・そして大量の荷物!
安心したのも束の間、今度は全然発車しない・・・
そりゃあんだけの荷物時間かかるわと思い、待つこと1時間・・・
今度は乗客の数人が現れないよう・・・
バスが出発したのは結局19時半でした。
 

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でもやっぱり楽チン寝台バス。横になって国境へ向かいます。
ふいに目覚めて見た星空がとてもとても綺麗でした。真っ暗な中を走るバスと星と、なんて贅沢。
 
 
翌朝、目覚めるとそこは中国の国境、エレンホトでした。
今度はバスでモンゴルの国境ザミンウードを目指します。
 
バスターミナルに着くのでそこでチケット購入。
と思ってエレンホト!と言うのですが、おばちゃんのジェスチャーだと、右手のチケットカウンターで買うんだよとのこと。
 
右手にも待合室があるので行きます。
え、チケットカウンター無人なんですけど・・・と思っていたらツアーコンダクターっぽいおじさんが無人のチケットカウンターらしきところに向かっている。
様子を見ていると乗り場の方からおじさんが歩いてきてチケットカウンターに座ります。外でおしゃべりしていたようです
ここでチケットは買えるようです。
 
待っていると私の番。
無事チケット購入です。40元でした。
 

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出発時間を中国語で書くので、数字に直して確認します。
13時。現在8時。5時間。
待機には慣れている柴田、本読んだり絵を描いたり文字を書いたりで時間を潰します。
外に出ていくという発想はないという隠キャぶりです。
でも途中モンゴル人の女の子、マーラと仲良くなってお話です。北京で石油工学を勉強しているそう。
これから帰省するためにバスに乗り込むらしい。
そして、その子がむっちゃ社交的で、台湾人のバックパッカー的な男の子、チャンくんにも話しかける。
 
3人でおしゃべりして時間が過ぎていきます。
途中、中国語で話す二人をポカンと見ている瞬間もあったけど
すかさずマーラが通訳してくれます。トリリンガルかっこいいな。
 
そんなこんなでバスの時間です。チャンも同じバスだったので一緒に乗り込みます。
 
バスでいざ国境越えです。席は自由。移動の間、中国のツアー観光客が話しかけてきます。
朝のツアーコンダクターさんがぞろぞろと連れてきた人々。みんなお茶目。
日本語が少し話せる人もいて簡単な挨拶なんかを教えあいました。
 
まずは北京からの出国手続き。
バスは回って拾ってくれるので、みんな大きな荷物は置きっぱなしでした。
なのでそれに習います。というか重いから持ちたくないす。
 
列に並んでいると、イミグレの服着たおじさんから、旅行者か?どこから来た?と聞かれ、ジャパニーズやと答えると、ついて来なさいと言われる。
不安がじわっと広がりましたが、チャン共々違う列の先頭に並ばされる。
 
その列は新人さんが研修でついている列のようで、私たちを連れてきたおじさんが横についてあれこれ教えながらの出国審査です。
外国人の出国手続きに慣れさせるために連れてこられたようです。
何事もなく終わりました。
 
列をショートカットしたのでそのあとバスを待つ時間の方が長かったですね。
 
バスが着いたので乗り込みます。
次はモンゴルの入国手続きです。
今度はさすがに全ての荷物を持ってです。
 
こちらもあっさり終了。
ATMがあったので現金を少しおろしておきました。
 
それから15時、無事ザミンウードに到着です。
 
次は寝台列車に乗ってウランバートルを目指します。
 
長くなったのでまた次に。