北京からウランバートルへバスと寝台列車で行きます②
北京から夜行バスで中国の国境近くのエレンホトへ
エレンホトからバスでモンゴルの国境近くのザミンウードへ
というルートで国境越えをする後半です。
ザミンウードの駅前
チケットはチャンがまとめて買ってくれました。
3等車で一人22500トゥグリル。ネットで見たより高かったですが、
言うて1100円くらい。
列車が出る18時15分まで、写真を撮ったり、チャンとご飯を食べたりして過ごしました。
その間荷物は国境越えのバスが同じだったツアー観光客のとこにまとめて置かせてもらってました。
彼らも同じ列車に乗るようです。荷物重いので助かるっす。
いくらか忘れたけど割高だったような・・・。
日本では見ない植物。
待合室で違うバスで国境を越えてきたマーラとも再会です。
モンゴルまた会いましょうという話になりました。
そして列車の時間に。
待合室で待機してた人がぞろぞろ列車へと向かいます。
3等車は遠い!
途中、列車のホームみたいなものも無くなって、石こらだらけの渇いた道を進みます。
やっとこさ21のコンパートメントに到着しました。
乗り込む。
地元の人ばかりでした。旅行者はチャンと私だけの模様。
この3等車ですが、むっちゃ良かった。
隣の席では地元のおばちゃんたちによって酒盛りが始まります。
つまみはビスケットとグミ。甘いねぇ。これにはちょっと笑った。
このグミをやたらくれました。変な色だけど美味しかった。
シーツのかけ方も教えてくれました。
列車には給湯器があって、それの使い方を教えてくれるティーンや、
声がデカイ元気な幼女など子供もたくさん乗っています。
次からはカップ麺などを持参しようと思いました。
湯気からたつ香りがサンドイッチなどの乾き物とは一線を画しますね、汁物。
日本から持ってきていた柿の種を声デカ幼女にあげると3個くらい取って一つかじって
残りを返してきました。気に入らなかった模様。
ピーナッツはパクパク食べていた。
おばちゃんたちに塩気をと思ってあげると気に入ったようでザラザラ〜っと紙の上に出して残りは返してくれました。
酒盛りも終わりに近づいたようで、おばちゃんたちによる生着替えの始まりです。
うっかり見ちゃうとすごくお茶目なリアクションをしてくる。
地元の人はみんなお茶目でほっこりです。モンゴル人が好きだと思うには十分すぎる体験でした。
24車両くらい、カーブで前の車両が見えます。
車窓からの景色は基本何もない荒野。
でもたまにゲル、牛、馬、犬、キツネ科の生き物、人、車、牛の屍体など見ていて飽きないです。
大自然を感じるスペクタクル。地平線ってあまり馴染みがないのでワクワクします。
列車からの夕日はとても綺麗でした。とてもとても赤い。
おばちゃんたち側からの方がよく見えるので写真を撮ってたら手招きしてくれてこっちから撮るといいよと。ありがたい。
お言葉に甘えて撮ったのがこちら。
窓がピカピカではないから霞んでますね。
本物はとても美しいので見たい方はぜひモンゴルへ。
そうこうしてるうちに夜になったので本を読みながらうつらうつら。
途中、目覚めた幼女がうちわで私の体をサッと撫でて
ワッと私が驚いて目を覚ますと満足したように帰って行きました。
可愛い。
いつの間にか眠っていて、
翌朝9時、ウランバートルに着きました。
降りた途端ゲストハウスの人がチラシを配りに来ました。
このチラシの裏に地図があることを私は知る由もなく、
ゲウトハウスまで徒歩45分の道のりに2時間かけてたどり着きました。
宿の人が優しくて沁みます。
この日はもうなにもしたくなかったけど、
荷物が前と後ろとどっちもあるから移動がしんどいんだとはたと気づいた私は
マックパックのサブバッグを日本に郵送することにしました。
ウランバートル中央郵便局へ行き、日本に送りたいと伝えます。
送料56400トゥグリルに箱代1700トゥグリル、合計が58100トゥグリル(約2900円)
高い。でも捨てられなかったですねこのバッグは。
後日母から連絡きて無事届いたとのことです。
よかった。
終