とうとうと

とうとうと過ぎる日々にとうとうついていけない思考を取りまとめる

お金がないっ:一番効いたホームレス暮らし

お金が無いなら誰かに飼われたらいいじゃない。
なんて誰かが言ってそうな言葉ですが、
そんな人間一人を飼うほどの金銭的余裕のあるBL漫画みたいな人は
日本では中々出会えません。
 
ということでお金を貯めねば。
 
院の一年の間はちまちまお金を貯めてました。
結論からいうと一番効いたのは居を構えない!
にわかホームレスですね。
4年間の学部を卒業した後は家を引き払い、
友達市野の家に1ヶ月ほどお邪魔になりまして
新年度4月から最初の1ヶ月はシェアハウス
(日当たりが悪くて出ました)、
次の4ヶ月はゲストハウスの宿直
(朝の時間が折り合いつかなくて出ました)、
9月からは友達みゆきちゃんの家、
と住所不定でたくさんの方に迷惑をかけつつ、
家賃は浮かせました。
まじ何やってんのという方もおられると思いますが、
それを笑って受け止めてくれる方もいる不思議な世界。
ありがてえ。本当にありがとございます。
ほんと今日どうしようもないって日は大学に寝泊まりが出来るのもありがたかったですね。
あと大学からチャリで15分くらいのところに銭湯があるのも助かりました。
 
学部の頃は月3万5千のとこに住んでたので一年で42万円の節約。
光熱費も月1万くらいだったので一年で12万、
家賃と光熱費で54万円の節約。
シェアハウスは一ヶ月だけで1万7千、
ゲストハウスとみゆきちゃんちは実質タダ。(みゆきちゃんにはお礼しました。)
50万は浮かした。よくやった私。
顔のツラの厚さがすごい、本当に感謝しています。
 
でも家がないと風邪をひいたときにとても困りました。
みゆきちゃんちにも帰れないし、
大学の研究室で菌を蔓延させるのもアレなので
このときばかりはホテルに泊まりました。
一泊だけ!
 
あと家が無くなって初めて気づいたんですが、寝具の大切さ。
当たり前すぎて気づいてなかったんですけど、布団についてるあの匂い、
自分の体臭の積み重ねにより染み付いたあの匂い。
とてもリラックス作用があります、間違いなく。
 
枕は使わない女優派なので、
枕の持ち歩きは不可、
ふとんはさすがにかさばる・・・
なので自分の寝具!ってやつが無かったんです。
 
旅行で2、3日寝具が変わるくらいならなんともないんですが、
連続すると話は変わってきます。
たぶんこの一年はこれまでほどぐっすり眠れたって日はない気がします。
そのストレスか、いびきをかくようになってしまいました泣
 
 
 
 
そして休学して春休みの始まる2月半ばからはリゾバでお金を貯めてました。
栃木は鬼怒川温泉です。
理由は東京に近いことと小渕がいたこと。温泉好きなこと。
実際は朝は早くて夜は遅いのでかなりハード、
旅館の人の気持ちを少しだけ理解できた気がします。
次泊まるときの参考にします。
毎日2回着物を着てたので自分で着付けできるようになりました。
思いがけずですがラッキー。
 
 
着物を日常的に着る暮らしは時代錯誤であるかもしれないですが、
その違和感がまたいいしそんな人も一定数いてほしいし、
自分もその一人になる可能性がある価値観に住んでるような気もします。
なのでこの術を忘れずにいたいな。
 
てか働きたくないと言いつつ
結局働くことでしかお金は得られないですね。
 
いろんな国に行くのでビザを取るために東京に行ったりもしてました。
休みはそんなに無いのでまとめて東京でワクチンも打ってました。
 
 
 
 
本当は5月から行こうと思ってたんですが、
どうしても外せない用事が前倒しになったのでそれまでの時間潰しとして
一ヶ月のフィリピン留学に行くことにしました。
というか、英語に全く自信が持てないので悩んでたんですよね、
旅立つ前に行くかどうか。
 
世にはそんなの行かなくても話せるようになると言う方もいるし
語学留学は甘えだろうと囁く私もいて、悩んでました。
だがしかし思いがけず空いた一ヶ月をどう埋めるか考えたとき、
一番しっくりくる選択だったので行くことに。
 
 
 
 
 
そんなこんなでやっと6月後半に旅立つのです。
 
 
旅に出るまではこんなとこでしょうか。詳細書いていく気になっったら書くのかな書かないかも。